BASIピラティス: 世界基準のインストラクター育成プログラム
BASIピラティスの概要
BASIピラティスは、1989年にRael Isacowitz氏によって設立された、国際的な評価が高いピラティスプログラムです。カリフォルニアのニューポートビーチに本部を置くこの機関は、アメリカはもとより40カ国以上で展開しており、科学的な根拠に基づいた理論と実践の融合により、高水準のピラティスインストラクターを育成しています。
日本におけるBASIピラティス
日本においても、BASIピラティスは革新的な存在として知られています。2006年に日本での活動を開始して以来、8,000人を超えるインストラクターを育成し、日本のピラティス教育をリードする役割を果たしてきました。BASIピラティスを通じて、受講生は国内外での活躍の場を広げるとともに、専門的なサポートを受けながら成長を遂げています。
ピラティスの10の原則
ピラティスの実践において、10の原則はその核となる哲学です。これらは、身体と心の調和を目指し、以下のような要素を重視しています。
- 気づき（Awareness） – 自身の体と心の状態に気づくこと
- 呼吸（Breathing） – 効果的な呼吸を通じて体の機能を高める
- バランス（Balance） – 体のバランスを整える
- 集中（Concentration） – 集中力を高める
- コントロール（Control） – 動作の制御を学ぶ
- 中心（Center） – 体の中心から力を引き出す
- 能率（Efficiency） – 効率的な動きを実現する
- 継続した流れ（Flow） – スムーズな動きを保持する
- 調和（Harmony） – 身体と心の調和を図る
- 正確性（Precision） – 正確な動作を行う
これらの原則を取り入れることで、ピラティスの真髄に迫り、心身の健康を向上させることができます。BASIピラティスでは、これらの要素を重視し、質の高い指導を行っています。
ピラティスの深いフローとブロックシステムの効果
フロー状態の理解と活用
ピラティスの実践においてフロー状態は集中力を高める重要な要素です。この状態では、個々の課題に見合ったスキルと挑戦のバランスが取れている必要があります。BASIピラティスでは、このバランスを理解し、各個人が自己の限界を押し広げることができるよう指導します。その結果、訓練を受けたインストラクターはクライアント一人一人に合わせた最適な課題を提供することが可能となり、クライアントは没入感のあるレッスンを経験することができます。
ブロックシステムの役割
BASIピラティス独自のブロックシステムは、ピラティスエクササイズを効率的に分類し、整理するための方法です。このシステムを利用することで、インストラクターはレッスンを論理的かつ段階的に構築することができ、クライアントの進歩に合わせて適切なエクササイズを組み合わせることが可能です。また、このシステムはクライアントの体力や技術レベルに関係なく、各人のニーズに対応する柔軟性を提供します。
BASIピラティスインストラクターの特徴と教育システム
日本国内の実績とネットワーク
日本国内で4,000人以上のインストラクターを輩出してきたBASIピラティスは、その質の高いプログラムで知られています。各インストラクターはBASIの厳格な訓練プログラムと継続教育を受け、常に最新のピラティスメソッドと技術を学んでいます。これにより、日本全国においても高品質なピラティス指導が提供されています。
継続教育とキャリア支援
BASIピラティスでは、資格取得後も継続的な学びが推奨されています。最新の研究とピラティスの進化に基づいた教育プログラムを通じて、インストラクターは常に自己更新を図り、指導技術を磨き続けています。また、全国に広がるスタジオネットワークを活用することで、卒業生は様々な場で活躍するチャンスを得ることができます。
BASIピラティスの資格コース概要
マットピラティス資格コース
この入門コースは、ピラティスの基礎を習得し、安全で効果的なエクササイズの選択と実施ができるインストラクターを目指す方に最適です。参加者はマットピラティスに関する約80種類のエクササイズを学び、基本的なピラティス解剖学と呼吸法をマスターします。
• 対象者: 初心者、マットピラティスのインストラクターを目指す方
コンプリヘンシブ資格（マット＋マシン）コース
このコースは、マットピラティスだけでなく、リフォーマー、キャデラックなどのマシンを使った指導法も習得します。業界で求められる幅広い知識と技術を身につけ、全米ピラティス資格認定プログラムの受験資格も得られます。
• 対象者: ピラティスのスペシャリストを目指す方、様々な指導方法を学びたい方
コンプリヘンシブ・ファンデーションコース
初級から中級レベルのマシンエクササイズを学びつつ、マットプログラム全般を網羅するこのコースは、全体的なピラティス指導力の基礎を築きます。参加者はマシンコースプログラムの約50％のエクササイズを習得します。
• 対象者: ピラティスのさらなる深掘りを目指す方、フルコース前の準備として
グラデュエイトコース
この進級コースでは、より高度なマシンとマットのエクササイズを扱い、多様なクライアントニーズに応じた指導技術を深めます。高度な指導スキルを求める方に最適なプログラムです。
• 対象者: 上級インストラクターを目指す方、幅広いクライアントに対応した指導を学びたい方
メディカル・プロフェッショナルコース
医療従事者専用に設計されたこのコースでは、医療現場でのピラティスの応用を学びます。理学療法や作業療法などにおけるピラティスのモディフィケーションスキルを習得し、専門的な治療としての応用が可能です。
• 対象者: 医療従事者、医療現場でピラティスを取り入れたい方
BASIピラティス資格のメリット
- 実践重視の教育プログラム
• BASIピラティスのカリキュラムは、理論だけでなく実際の指導技術に重点を置いています。このアプローチにより、卒業生は実際のクライアントに対して効果的に指導する能力を身につけることができます。実際のピラティススタジオでの経験を通じて、即戦力として活躍する準備が整います。 - 正社員としての雇用機会
• BASIピラティス資格を取得すると、ピラティスインストラクターとして正社員として働く道が開かれます。専門性が高く、需要のある分野でのキャリアを築くことが可能であり、安定した職業としての選択肢を提供します。
BASIピラティス資格「口コミ」
講座料金表「ピラティス指導者資格コース」
| コース名 | コースタイプ | 費用 | コース詳細 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| マット指導者資格コース | 通学コース | 350,000円（税込） | 動画視聴＋授業通学24時間 ＋課題＋試験 | 通学とオンラインの組み合わせ、 リアルに学べる機会提供 |
| ハイブリッドコース | 350,000円（税込） | 同上 | 同上 | |
| オンラインコース | 298,000円（税込） | 動画視聴＋オンライン授業24時間 ＋課題＋試験 | 動画とLIVEクラスの組み合わせ、 練習サポートあり | |
| マシン指導者資格コース | 通学コース | 640,000円（税込） | 1日6時間×12日間スタジオで授業 | – |
| オンラインMIXコース | 640,000円（税込） | 1日2〜3時間× 12日間オンライン授業 ＋スタジオ授業 | – | |
| コンプリヘンシブ 指導者資格コース | マット&マシン | 900,000円（税込） | 総時間数108時間＋ 試験2日間＋宿題 | マットとマシン両方の資格取得、 詳細なトレーニングプログラム |
まとめ
BASIピラティスのトレーニングプログラムは、最新の運動科学と解剖学に基づく科学的根拠に基づいたカリキュラムと実践的な指導法を組み合わせているため、インストラクターとしての効果的で安全なピラティス指導が可能になり、プロとして即戦力になるための実践経験を積むことができます。
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